Unity roomに新作ゲームを投稿しました!
概要
ウッドマンが立体迷路を攻略する!!
シンプルでゆったりとした癒し系ゲームです。
開始画面とシーン遷移できた。例のキャンペーンのおかげで効果音もつけられました! 後はステージと細かい演出を作り込む作業。
しかしWebGLだとメモリ問題がキツイ。エフェクトやBGMの解像度を落として容量削減中。 pic.twitter.com/tABwiHBGSV— Noseams (@ozora_develop) 2017年12月29日
今回初めて、念願の「Unityで3DCGのキャラが歩き回るゲーム」を作ってみました。
実は、これまでのゲームで頂いたコメントがほぼ「怖い」という感想だったので、
あえてポップで癒し系なゆるいゲームにしてみました。
ウッドマンのコミカルな動きや環境音で癒されてくれたらうれしいです!
作品作りの経緯
例のUnity 1 weekの作品を投稿した後、
「Third Person Controller」(後述)のアセット購入を機に
本格的な3DCGゲーム制作を始めたのがきっかけで、この作品を作り始めました。
最初は敵を倒しながら障害物を躱すアクションものだったのですが、
(こんな感じの↓)
攻撃時のエフェクトとラグドールを設定。コレで随分とゲームっぽくなってきた気がする!
今月中にはなんとか第一弾をUnityroomさんにアップできたらいいな…。#indiegame #Unity3d pic.twitter.com/D6Te4cVfwF— Noseams (@ozora_develop) 2017年12月9日
しかし「AQUAS Water」と「Post Processing Stack」の
組み合わせが予想外に綺麗だったので、
もっとゆったりと景色も楽しめるゲームにしたい!
と思い直し、最終的に「立体迷路」という形になりました。
画像↓
使用したアセット紹介
AQUAS Water/River Set
綺麗で動作も軽い水のアセットです。設定も簡単。
オブジェクトが触れている個所には泡のようなエフェクトが出てたりと、
細部までハイクオリティなアセットです。
見ているだけで癒されます。
Interface and Item Sounds
UI、アイテム、パワーアップ音、ドラムロールなど、使い勝手の良い素材のセットです。
色々と視聴してみた結果、この効果音が一番好みの音だったので選んでみました。
個人的には一番はずれの少ない素材集だと思っています。
ProBuilder Basic
Unity内での簡易的なモデリングが可能になるアセットです。
ステージの作成に使用しました。
有料版では相当色々な機能が追加されているので、いずれそちらも購入したいです。
ベコタイジさんのツイートで「ProBuilder Basic」(無料版の方)を知ったので早速使ってみてます。UV展開せずにObjectを引き伸ばしてもテクスチャが伸びたりしないのは相当便利でした。
タイリングされたテクスチャとの相性もとても良いです。そのうち有料版買います。 pic.twitter.com/eKcZYyQClF— Noseams (@ozora_develop) 2017年12月27日
Colossal Game Music Collection
ハイクオリティなBGMのセットです。
ロングバージョンや、短いループ等、ゲーム制作において便利で実用的な素材がそろっています。
ちょっと重かったのでAdobe Audition で圧縮して容量削減しました。
Third Person Controller – Shooter Template
今回のMVPアセット。ざっくり言うと、TPSのゲームを簡単に作れてしまうアセットです。
コレのおかげで、念願の「キャラが歩き回るゲーム」を作れました!
このアセットの使い方について、いくつか記事も書いてます↓
Ultimate VFX (v3.1)
膨大な量のエフェクト集です。
カスタマイズ次第で表現の幅も広がるので、しばらくはコレ一本だけで十分かも。
Particle System Preview
その名の通り、particleシステムをプレビュー表示できるアセットです。
購入したエフェクト素材が膨大な量になっていたので、
inspector上で表示できるのはとてもありがたいです。
TextMesh Pro
テキストにエフェクトを掛けることができるアセット。
アウトラインやドロップシャドウ等を綺麗に表現してくれます。
テキストを表示するときは必ず入れてます。
Post Processing Stack
言わずと知れたUintyのポストプロセスエフェクト。
無料ですが、コレを入れるだけで随分と印象が変わります。
Post Processing Profiles
Post Processing Stack用のサンプル集です。
コレを参考にしつつ、自分好みの画面エフェクトに調整しました。
値段の割に意外と実用的かもしれません。
iTween
Tweenアニメーションに使用。playmakerとの連携で使っています。
(本当はDoTweenほしい)
Playmaker
スクリプトを書かずに様々な挙動を実装できるアセット。だいたい何でもできる。
Sceneの遷移や、開始時のプレイヤーキャラの位置設定、その他効果音や演出のタイミングの制御など、全体的に使用してます。
今回は他のアセットやスクリプトと連携した使い方をすることが多かった印象。
使用できなかったアセット
実は今回、WebGLでのアップロードの都合上、
メモリ不足等の理由で使用を諦めたアセットがいくつかあります。
主に以下のアセットです↓
R.A.M – River Auto Material
綺麗な川の表現をしてくれるアセット。
動画だとこんな感じです↓
「R.A.M – River Auto Material」というアセット(クリックするだけでMeshに沿って川を作ってくれるすごいやつ)を使って流水表現を追加。Meshの角度によって流れの速さが自動で変わるのはかなり便利。 #Unity3d
石畳+水路の組み合わせは結構好きかも。https://t.co/RYGDvSpYCU pic.twitter.com/iEotP1WHk1— Noseams (@ozora_develop) 2017年12月22日
ものすごく綺麗で癒し要素は強かったのですが、
システム的には必須ではない飾りだったので今回はカットしてしまいました。
Enviro – Sky and Weather
リアルタイムで切り替わる様々な天候表現を実現してくれるアセットです。
こちらもとても美しいアセットなのですが、システム的に必須ではないのでカット。
今後の展開
今回作成したゲームは、まだまだ粗削りな部分も多いのですが、
開発者として色々な可能性を感じられる作品になりました。
これをベースに、
独自の要素を追加したゲームを開発する予定です。
例えばこんな感じ↓
水に触れていると回復、逆に陸に上がるとダメージ、という基本システムを実装。一応魚設定なので、干からびるとダメなタイプの主人公なのです。
今月は一旦ここまで。明日からは一旦、もっとシンプルに楽しめるアクションものの単純なゲームを作る予定。そっちは今月中にアップしたい。 pic.twitter.com/jmnWEwr5Sr— Noseams (@ozora_develop) 2017年12月26日
今日はPlayMakerでシナリオパート(?)の原型を作成。
「Wait」や「Get input」のアクションでタイミングを調整してから「Animator」を制御したり、「Send Message」で他のScriptと連携すれば演出やパラメータ微調整もデバッグも効率化できました。 pic.twitter.com/izvrizfDnD— Noseams (@ozora_develop) 2017年12月24日
しっかりとした世界観とシナリオ、
3DCGゲームならではの迫力ある敵との戦闘、
さらには持ち帰った素材で拠点を改造して自分好みの部屋を作るシステム等、
よりクオリティアップしたボリューム感のあるゲームに挑戦したいです。
そして多分、WebGLという形での公開ではなく、
ハイエンドPC向けのexe形式などのダウンロードゲームになるかと。
今後とも、よりユーザーの皆様方に楽しんでいただけるよう、
常に新しいものに挑戦し続けたいと思いますので、よろしくお願いします!
最後に
「立体迷宮ウッドマン!!」について、プチ情報。
ウッドマンの家の奥にある山の裏に二つ目のステージが隠れてます。